腕というのは
身体の中でも、スキルに関与する
大切な部分ですし、心の状態にも
直結しているような身体の部位です。
腕が緊張していると
無駄な力が入っていい仕事ができません。
「腕のいい」人というのは
腕に力みがなく
リラックスして優雅に
質の高い仕事をこなします。
腕を緊張させ
ものごとの全体を捉えず、
目先のことだけしか見えない人は
初心者か下手な人です。
腕の緊張は心の力みとなって
とりあえず表面的には問題のないように
一生懸命体裁だけは恥ずかしくないように整える
というような、そんなレベルの範囲にしか
視界に入りませんが
腕の緊張がぬけると意識の
視界が一気に広がり、
全体を見渡し本質を見極めるように、
視点が移動します。
ぎこちなさや固さが消え
知性や創造性、深みや寛容性が自然に
生まれてきます。
腕の緊張が緩むだけで
立っている感覚が変わり、
動きにしなやかさが加わり、
そして心にも優雅さが生まれます。
これらは連動して起きます。
これが身体が洗練されると言うことであり
身体の抽象度が上がるという意味です。
日頃から
自分の腕に力が入っていないかどうかを
意識しておくのは
大切なことです。
気功師、ヒーラー、セラピスト
認知科学をベースとしたヒーリングと中国の伝統気功を用いて、病人を辞めて、本来の自分の生き方に立ち返り自己実現を目指す生き方を追求している。
本当になりたい自分を実現し生きることこそ、病気を治すことの唯一の道であり、どんな状況にあっても自分の価値を探求しながら人生を生きることが人の本当の幸せであることを信じて活動している。
「道タオ」に通じる気功的な生き方、すなわち、頑張らず無理せず、自然体であれば、自ずと自分が持っている本来の魅力や能力が発揮され、健康に豊かに幸せに生きられるはず。
人生のパフォーマンスを最高に高めていくための一つの道具として氣功を提案している。