心や肉体が、苦しいとき、辛いとき、痛むとき、人は何かにすがりたくなります。
楽になりたくて、この苦しみから救ってほしいと本当に自分を誰かにまるごと預けてしまいたくなる。
それで、例えば神社に熱心にお参りに行く人もいるし、何かの宗教に帰依する人もいるし、同じような理由で気功師を頼ってこられる方もいらっしゃいます。
私は子どものころイエスキリストに憧れました。
本の中の彼のイメージがそのまま、私の仕事の原風景として心に残っているのです。
彼は貧しい人や病に苦しむ人を癒すとき「あなたは信仰があなたを救った」と言います。
その信仰は誰に向けるべきなのか?
神への信仰?
イエスへの信仰?
違います。
そう。あなた自身への信仰です。
あなたの意志によって生まれるあなたの未来への信仰です。
本当に救われたいのであればあなたが一番に信じるべきはあなた自身、あなた自身の言葉です。
それは信仰といってもいいくらいの、ある種崇拝とも呼べるほどの信じる意志を自分自身に向けるのです。
気功や宗教に頼って失敗する人の多くが、まさにこの部分が大きく欠落していると私は思います。
あなたが苦しいのは、あなた自身があなたを裏切り、あなたを欺き、あなたを救わず、あなたを見捨て、あなたを癒さず、あなたを光を求めることから遠ざけ、あなたを愛さなかった結果です。
あなたを救えるものはあなたしかいない。
あなたを癒しあなたを光へ導けるものは、あなたしかいない。
あなたを愛することができるのも、あなただけなのです。
誰にもその力がある。
神はあなたの頭上ではなくあなた自身の内にしかいない。
あなた自身が神の子だからです。
気功師、ヒーラー、セラピスト
認知科学をベースとしたヒーリングと中国の伝統気功を用いて、病人を辞めて、本来の自分の生き方に立ち返り自己実現を目指す生き方を追求している。
本当になりたい自分を実現し生きることこそ、病気を治すことの唯一の道であり、どんな状況にあっても自分の価値を探求しながら人生を生きることが人の本当の幸せであることを信じて活動している。
「道タオ」に通じる気功的な生き方、すなわち、頑張らず無理せず、自然体であれば、自ずと自分が持っている本来の魅力や能力が発揮され、健康に豊かに幸せに生きられるはず。
人生のパフォーマンスを最高に高めていくための一つの道具として氣功を提案している。