癒しを求めることから始まってもいい。
でも本当の癒しはそとがわにはありません。
人は心が疲れたとき、どこかに救いを求めます。
それはとても自然なことです。
けれど、ここで扱う瞑想は外側から与えられる癒しのためのものではありません。
あなたがあなた自身へ戻るための時間。
自分を愛し始めるための、静かで力強い一歩。
外側の誰かがあなたを救うのではなく、あなたがご自分を癒し、救おうとするとき、世界は静かに調い始めます。
その自然で優しい道を、一緒に歩いていきましょう。
✨ タオ・オンラインメディテーションとは?
三和氣功の瞑想は、一般的な「リラックスのための瞑想」とは異なります。
ここで大切にしているのは、
静寂に還ること。
そして“本来の自分”に戻ること。
特徴
- 静寂を思い出すための瞑想(非操作)
- 心地よさや感覚の強弱を“正解”としない
- 呼吸法やイメージングの精度は求めない
- 静けさの中で 氣の流れを観る(=内側の変化に気づく)
- 何も起きないことも自然の一部
- エネルギーの刺激や快感を目的にしない
🌿 氣の流れを観るとは?(専門知識は不要)
氣功を学んだことがなくても、誰でも自然にできることです。
氣の流れを観る=内側の変化に気づくこと。
たとえば:
- ざわざわしてきた
- 落ち着いてきた
- 呼吸が浅くなった/深くなった
- 胸が広がる/縮む
- 思考が増えた
- 雑念が渦巻く
- 眠気がくる
- 体が重い/軽い
こうした微細な変化にそっと気づくことが「氣の観察」です。
特別な能力ではありません。
ただ自分に正直になること、それが“氣功の入口”。
☯️ 一般的な瞑想との違い
1. 穏やかさやリラクゼーションが目的ではない
三和氣功の瞑想は、「落ち着いた状態になるための技法」ではなく“本来の自分に還るための道” です。
リラックスは副産物として現れることはあっても、それが目的ではありません。
2. 心地よさ・感覚の強弱を“正解”としない
瞑想=気持ちよくなる、と考える人が多いですが、気持ちよさは氣の副作用にすぎません。
深い静寂に入るほど、何も起きない・何も感じない ということが自然に起こります。
それこそ本質に近いことが多いのです。
3. 呼吸法やイメージンぐの精度を求めない
呼吸を整えようとしなくていい。
集中しようとしなくていい。
良いイメージを作ろうとしなくていい。
手順や精度に意識を向けすぎることで、氣功の本質からズレてしまいます。
操作ではなく、“在る”に戻ること を大切にしています。
4. 静寂の中で氣が自然に働き出す
努力しなくても「氣」が調っていく。
タオの原理そのもの。瞑想は氣功の真髄へと至る入り口でもあります。
⚠️ 参加の心得・注意事項(とても大切なこと)
1. 気持ちよさを追わない
快感・エネルギーの高揚感・心地よさはときどき起こるかもしれません。
なぜなら、氣功や瞑想は脳内の快楽ホルモンの分泌を増加させるからです。
でもそれはひとつの刺激であって、癒しではありません。
ストレスから逃れるための”瞑想の心地よさ”を求めるのは、お酒・タバコ・ドラッグなどの“刺激”を求めてバランスを取ろうとするのと、構造は同じです。
気持ちよさそのものを求め始めると
氣功はただの依存に変わってしまいます。
この瞑想は「気持ちよくなる場」ではなく“本来の自分に還る道”です。
2. 何も起きなくていい
- 雑念だらけ
- 不安が湧く
- イライラする
- 退屈
- 眠い
- 何も感じない
すべて正解です。むしろ、これらが出る時こそ氣が動いている。
多くの人が「無になる」ことを、“思考や感情が完全に止まる状態”だと誤解していますが、本当の“無”はそうではありません。
無になることは、思考や感情が動くこととはまったく別の次元にあります。
動きを止めるのではなく、ただ「観ている側」へ戻ること。
だから、揺れがあっても、ザワザワしていても、何も感じなくても、そこには氣が流れ、静けさはその奥に必ずあります。
現れては消えていくすべてを、ただそのままにさせておいてください。
3. 呼吸や集中を整えようとしない
“整えようとする努力”が緊張を生みます。
自然な呼吸のままで「在る」だけで十分です。
🌙 4. 評価しない・比べない
できた/できない
感じた/感じない
どれも本質ではありません。
瞑想は「結果」ではなく「帰還」のプロセス。
🌙 瞑想中に揺れや不安が出るとき(よくある反応)
🌀 雑念の増加 → 氣がほどけている証拠
本来の静けさに入る前に思考の層が浮き上がるだけ。
🌿 不安やイライラ → 静寂に慣れていないだけ
長いあいだ「緊張が普通」になっている人ほど、静けさが怖く感じられます。
あなたが悪いのではなく、自然反応。
🌊 そわそわ・身体の落ち着かなさ → 氣が大きく動いている
氣の詰まりがほどける時、境界で揺れが起きます(氣功では初期反応)
揺れが起きた時の対処
- 追い払わない
- 抑え込まない
- 良い悪いを判断しない
- 小さく「これでいい」と心の中で言う
- 自然な呼吸のままに任せる
この姿勢こそ、静寂へと戻る道そのもの。
🌙 まれに大きな解放が起きることがあります
氣の滞りが一気にほどけるとき、まれに次のような反応が出る場合があります:
- 気持ち悪さ
- 吐き気
- 急に涙が出る
- せき込む
- 体が熱くなる/冷える
- 体が震える
これらは “異常” ではなく、氣の解放反応(デトックス) です。
心配せず、静かに様子を見守ってください。
🍃落ち着かせるためにできること
- 大きめの呼吸をして
- 吐く息で緊張をほどくように してみてください
深呼吸で無理に整えるのではなく、ただ“余分な力を抜く”という方向性です。
それによって、解放された氣が自然に収まり、内側は再び静けさへ戻っていきます。
🕯️ 瞑想の受け方(当日のポイント)
1. 静かな空間で、座るか横になる
姿勢よりも“リラックスできる体勢”を優先してください。
2. 「ちゃんとしなくちゃ」は不要。自然なままで
綺麗に座ろうとしたり、呼吸を整えようとしなくて大丈夫。そのままのあなたでOKです。
3. 思考や感情が現れたら、「観るだけ」
良い・悪いの判断をせず、ただ気づくだけ。追い払おうとしないことがポイントです。
4. 終わった後は、数分〜好きなだけ、余韻を味わう
すぐにスマホを見ず、内側の静けさが残る時間を大切に。
🌙 環境づくりのポイント
- 30分の間は、余分な刺激を入れないように
スマホの電源を切るか、別室に置いておきましょう。 - 家族・ペット・通知など、邪魔が入りにくい環境を整える
必要であれば「今は静かに過ごす時間です」と伝えておく。
🍃 身体の状態について
- 食べ過ぎ・飲みすぎの時は避けた方が良い
身体の内側が騒がしくなりやすく、氣の動きが感じづらくなります。 - 冬場は保温をしっかり
身体が冷えていると氣が動きづらいので、毛布・靴下・レッグウォーマーなどで十分に温かくしてください。
🍃 アロマやお香について
アロマやお香は、静かな空間をつくるのに役立ちますが、三和氣功の瞑想では必須ではありません。
もし使う場合は、
- 香りが強すぎないもの
- 自然な香りのもの
- 快感目的ではなく、静けさを思い出す補助として
を選んでください。
香りが強すぎると、刺激が勝ってしまい、氣の動きより“外側の感覚”に意識が向きやすくなります。
ほんの少しの香りで十分です。使わなくてもまったく問題ありません。

🌿 こんな方に向いています
- 自分を大切にする感性を育てたい
- 外側の状況に振り回されずに生きたい
- 心のざわつきを静めたい
- “本当の自分”に戻りたい
- 自然体で生きたい
❌ 向いていない方
- エネルギー体感を求める方
- 快感・高揚感目当ての方
- 依存的な方
- 願望実現目的の瞑想を探している方
🌙 毎月の瞑想会のご案内
タオ・オンラインメディテーションは毎月一度、夜に開催しています。
静寂を思い出し、自分に還る時間を大切にしていきましょう。
静けさを日常に根づかせたい方へ(小さなご案内)
氣功的な瞑想や気づきを深めたい方には学びや個人セッションもご用意しています。※必要な方だけ、そっと参考にしてください。
▸ タオ・アクティブメディテーション(動功)
呼吸・氣の流れ・身体の内側を“動き”の中で整える60分。
イメージや呼吸、伝統的な氣功の型を通じて、氣の流れを観るもう一つの氣功の側面です。
静かな瞑想(静功)だけでは届きにくい部分を、動の氣 が優しくほどいていきます。
静と動の両方が揃うことで、氣功は本来の形になります。
氣功を深めていきたい方には是非お勧めです。
👉 [アクティブメディテーションの詳細]
▸ 本当の自分を生きる氣功プログラム
自然体に還り、人生の流れを調えていく学びと実践の道。
過去の自分を癒しながら観照・静寂・氣の理解を深め、本当の自分を生きる人生のマスターへ。
👉 [プログラムをみる]
▸ 個人セッション(身心カウンセリング+調和ヒーリング)
心身を整え、本来の流れに戻るための時間。自分の内側に戻り直すための“静かな調律”の場です。
一人では上手に向き合えない人生の課題も、そっと寄り添いながら一緒に見守っていきます。
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