三和氣功の歩み
三和氣功は、
馬光文老師の氣功活動から始まりました。
馬先生は中国で医術氣功を学び、
その後、日本で氣功の指導と施術を行うようになりました。
派手な現象や特別な能力を前面に出すのではなく、
自然と調和することを大切にする姿勢が、
三和氣功の基盤になっています。
中国で氣功を取り巻く状況が変化する中、
先生は日本で活動を続けることを選びました。
そこから約30年、三和氣功という場は日本で育ってきました。
私と三和氣功
私はもともとセラピストとして活動していました。
施術の質を深めたいという思いから氣功を学び始めましたが、
最初から氣を感じられたわけでも、
特別な才能があったわけでもありません。
ただ、氣功という世界観が
自分の感覚に自然に合っていたのだと思います。
馬先生のもとで学びながら、
同時に心理学や認知科学も学び、
氣功を自分の理解で整理し直していきました。
やがて先生は中国に拠点を移しましたが、
その後、日本に一時的に戻ってきた時期にコロナ禍が始まりました。
同じ頃、先生は脳梗塞を発症し、
認知機能の低下により介護が必要な状態になりました。
それまで先生が中心となって続いていた三和氣功の活動は、
その状況の中で、私が担う形へと変わっていきました。
特別な準備があったわけではありません。
ただ、
目の前にある現実に向き合いながら、
できる形で場を続けていくことを選びました。
活動は徐々にオンラインへと移り、
三和氣功は私の実践と言葉を通して、
少しずつ形を整えていきました。
いまの三和氣功
三和氣功は、
特別な能力を身につけるための氣功ではありません。
現象を起こすことを目的とした氣功でもありません。
人生とどう関わるか。
どの状態から生きるか。
そこに静かに触れていく氣功です。
馬先生の時代から続く「自然との調和」という姿勢は変わらず、
いまは、より日常に根ざした形で伝えられています。
三和氣功は、
特別な人のための道ではなく、
揺れながら生きる人のための道です。