痛みって、体からのサインだと思うのです。ここ使い過ぎだよとか、無理してんじゃない?とかもっと自分のこと考えてよとか。。。
現 代医学的な観点に立って痛みということを捉えると、やはりそれは自分自身に身の危険を知らせるシグナルなわけです。痛いと感じるからこそ自分の肉体の一部 が損傷しているということを認識できるので、それ以上無茶はしないように、そしてその個所を修復するようにという指令を脳が出すことができるのです。もし 傷ついているのにそれを知覚することなく活動し続けたとしたら、私たちの生命はとても短命に終わるでしょう。
だから痛みは悪者ではありません。
痛みを感じるということは素晴らしい人体のメカニズムなのです。
痛みをはじめ何らかの症状は、肉体の持ち主に向かって今、今、今私と一緒にいてくださいって訴えかけているようなものです。
本当は向き合わなければいけない問題があったのに意識が過去や未来へと飛び過ぎて後悔や不安、恐怖、焦りなどに駆られていると、自分の体の感覚や自分の感情さえスルーして無理ができてしまうのが私たち人間です。
でもそうやって意識と肉体感覚とのずれが大きくなっていくと、ある日突然痛み(あるいはその他の症状)によって今にとどまることをせざるを得なくなります。痛みで他のことが考えられないってよく言いますよね。
気 功のよいところは、気功をすると自分の体の感覚とのつながりを強めてくれるところです。身体のどこが緊張しているのか感じることができます。また痛みやし びれ、びりびりした感覚などいろんな感覚が出てくることもあって、その感覚をありのまま感じてみるのもとても自分とつながるいい時間になります。
だから、痛みを恐れないでほしいのです。毛嫌いしないでほしいのです。治したいと思ったらまずはそこからではないでしょうか。
だから、痛みを恐れないでほしいのです。毛嫌いしないでほしいのです。治したいと思ったらまずはそこからではないでしょうか。

気功師、ヒーラー、セラピスト
認知科学をベースとしたヒーリングと中国の伝統気功を用いて、病人を辞めて、本来の自分の生き方に立ち返り自己実現を目指す生き方を追求している。
本当になりたい自分を実現し生きることこそ、病気を治すことの唯一の道であり、どんな状況にあっても自分の価値を探求しながら人生を生きることが人の本当の幸せであることを信じて活動している。
「道タオ」に通じる気功的な生き方、すなわち、頑張らず無理せず、自然体であれば、自ずと自分が持っている本来の魅力や能力が発揮され、健康に豊かに幸せに生きられるはず。
人生のパフォーマンスを最高に高めていくための一つの道具として氣功を提案している。