心(マインド)と気功

気功で健康になる~「身体で感じる気持ち」を無視することと、情動をコントロールすることは違います。

2021年6月26日

情動は身体反応です

自分のパフォーマンスを上げて人生をよりよく生きるためには、「情動」のコントロールは不可欠です。

情動とは、身体反応を伴う感情のことで、要するに、私たちが嬉しい!楽しい!むかつく!悲しい!等と感じる感情のことです。すべての感情には必ず身体反応が伴っています。

私は情動のことをよく「人生のスパイス」と言っているのですが、感情の動きがないと人生は全く無味乾燥なつまらない時間になります。でも、情動はやはり「スパイス」で在るべきなのです。人生というお料理を際立たせ引き立たせ、味わいに深みを出して、最高に演出する無くてはならないものなのです。

しかし、問題は人は容易に情動に支配されて我を失うということ。情動に支配されて先に進めなくなる人、情動によって心身を病む人、情動によって人生をダメにする人が沢山います。

具体的には怒りや恨みや悲しみや絶望感、嫉妬… そういったものにとらわれて本当に大事なものを見失ってしまうということです。

情動の支配を逃れるためには、できるだけ高い視点から感情や自分自身を観るということが必要ですが(抽象度を上げて観る)、それは、感情を観ないようにするとか、感情を感じないようにするとか、感情を抑えつけると言うこととは全く違います。

むしろそうやって、情動を無視したり抑えつけることは心身にダメージを与えます。

情動とは一つの身体反応なのです。あなたがくしゃみをしたりゲップをしたりするのとさして変わらない「身体」の反応です。つまり、生理的に当たり前の反応を無理矢理我慢すると身体に負担をかけると言うことです。

気功の文脈で言えば、気の流れを無理矢理止めると言うことです。

感情はちゃんと感じて創造的思考をうまく使う

では情動の支配から逃れるにはどうしたらいいかというと、まずどんな感情であれ、感じた感情は否定したり、ジャッジしたりせずちゃんと感じることです。

例えば、大好きな彼には内緒でつきあっている女性がいたとしましょう。その事実を知った時に感じるすべての感情、裏切られたと言う怒り、嫉妬、悲しみ、切なさ、憎しみ… もろもろ感じていいのです。「ものすごく傷ついた」「許せない」など、ネガティブな感情があなたの胸を乱すでしょう。

でも、それでいいのです。それがあなたの「身体が感じた気持ち」なのだから。

それはもちろん楽しくはないでしょうが、嫉妬とか怒りを感じるなんていけないとか、こんな感情に浸って仕事に支障を来すわけにはいかないなどという頭の声、つまりエゴの言い分を無視してまずは感情を味わって認めるのです。

「すごくかなしい」「ものすごく腹が立つ」「許せない」と自分が感じている感情を認めて受け入れるのです。「そりゃそうだよね、悲しいよね。腹が立つよね。」って自分に言ってあげればいいのです。

そして、その上で未来のためにできるだけ創造的な思考をします。自分や周りの人にとって、建設的な選択と行動は何かと言う視点を持つのです。

ここではもう感情を脇に置いておかなければなりません。もしあなたがコーチングにおける「ゴール」という概念を理解しているのなら、ゴール側の自分ならどのように判断し振る舞うかという視点で考えてみたら良いでしょう。

例えば「彼には彼なりの理由があるのだろう、聞いてみよう」とか「これを機に私も自分の行きたい方向を見直そう」とか「たしかに悲しいけど、ちゃんと彼と向き合ってみよう」とか、何でもいいのです。

おそらく嫉妬や怒りにまかせて責め立てたり、意地悪をしたり、矛先を自分に向けて自虐的になったりする必要はないことがわかるはずです。

感情に振り回されたり感情に支配されるのは、物事の大局をみれない、視点の低くて狭いあなたのエゴです。

ポイントはできるだけ視点を高く保ち、感じている感情と距離をとって、冷静に建設的に創造的に思考すること。

感情の波と上手に距離をとるために自分とつながる感覚を磨こう

ところが、いつも情動にのまれて振り回されて苦しんでしまう方もいらっしゃいます。頭ではわかっているけど、いざ情動がわき起こるとかーっとなって我を忘れてしまう、むちゃくちゃ落ち込んでどんどん自暴自棄になってしまう、そしてその状態をずっと引きずってしまう、そういうパターンです。

ネガティブな情動が起こると基本的には私たちの視点は低くなり、ものごとを捉える視野が低くなってしまいます。それは、獲物を横取りされたらまるでスイッチがはいったかのように身体の反応にまかせて怒り狂う動物と同じようなものです。他のことは全く耳に入らない、目に入らないという感じです。

まさに我を忘れるのです。

それ自体は良いも悪いもありません。情動とはそもそも生理的で自動的な反応だからです。問題はそのために自分を見失ってしまって創造的な思考を使えないという状態に陥ってどうしようもなくなることです。

感情は感じて発散したら、はい、おしまい! なのです。

ところが人間は大脳が発達しているために、過去の記憶や何らかの価値基準に基づいて複雑に思考することで、「はい、おしまい!」とはできない生き物です。

こんなひどい目に遭ったのだから、こっちの言い分を通さなきゃとか、やられたんだからやり返さなきゃとか、相手にも同じくらいの辛さを味わって欲しいとか、こんなに苦しいのはあいつのせいだとか、何で私だけがこんな目にとか、こんな私で申し訳ないとか、いろいろごちゃごちゃ考えてしまうのですね。

そういう情動と一体化してしまう(我を忘れる)と、ずーっとその情動にとらわれて自由を失ってしまうこともあるのです。

そういうのを「執着」と言ったりもします。

さて、こうしたネガティブな感情への執着から自由になって、創造的に生きるために必要なことは意外にも「身体性」です。

身体の感覚を通して、自分自身の深い意識とつながることです。身体に意識を向け、自分を感じ、観察を続けるとたどり着く自分の中にある静寂です。

その感覚が、あなたの意識レベルを高め、抽象度(視点の高さ)を上げて、表面で起きている感情の波から距離をとってくれるのです。

それは内なる自分の声が聞こえてくるところでもあり、内なる自然の流れが生まれてくるところでもあります。

そしてそれは「身体」をとおして自分と向き合うことで思い出せる感性なのです。

「身体性」とは気功の文脈で言えば、丹田が充実しているとか、気の流れが整っているとか、軸が通っているとか、そういう感覚です。身体性が整えば、わいてくる感情と適切な距離をとって、ネガティブでもポジティブでも「スパイス」として味わい、活かすことができるようになっていきます。

 

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