気功について 病気と気功

🌙氣功という道 ― 統合を生きる実践

癒しの四章 ― 身体・意識・魂・宇宙の調和 第四章

癒しとは、何かを治すことではなく、本来の流れに還ること
そしてその流れを生きることが、「氣功」という道の本質です。

身体の智慧、
意識の働き、
そして魂の統合。
それらすべてが、最終的に“生き方”へと結晶していきます。

 

無為自然 ― 何もしないという行

氣功の道において、「行(ぎょう)」とは努力ではありません。
何かを“起こす”ために行うのではなく、
すでに在る自然の働きに身をゆだねること。

老子は「無為にして為さざるなし」と言いました。
それは、何もしないという怠惰ではなく、
“自然の動きに抵抗しない”という最高の能動性です。

氣功の実践では、呼吸を整え、身体を緩め、心を静めます。
その静けさの中で、天地の氣と自身の氣がひとつにめぐり、
やがて“私が氣を動かす”という感覚が消えていく。
ただ氣が流れ、世界が呼吸している──
そこに、無為自然の境地がひらかれます。

 

觀る意識が世界を創る

第3章で述べたように、
赦しとは“分離を手放し、ひとつの流れを思い出すこと”でした。
その延長にあるのが、創造主としての意識です。

氣功師とは、氣を操る人ではなく、
氣の流れそのものに“在る”人。
その意識は、無限の情報空間に共鳴し、
周囲の氣・場・人の意識を静かに整えていきます。

観照の意識が深まるほど、
「自分が何かをしている」という感覚が薄れ、
ただ生命そのものが創造を始めます。

このとき、
「愛」「調和」「創造」は別々の働きではなく、
同じ一つの氣の流れとして存在していることがわかるのです。

 

静けさは、終わりではなく始まり

癒しの道は、ここで終わりません。
むしろここからが、本当の意味での“生きる行”の始まりです。

氣功とは、特別な時間や儀式ではなく、
日々の暮らしそのものが修行であり、瞑想であり、創造です。
呼吸をする、歩く、人と語る──その一瞬一瞬の中に、
氣のめぐりと宇宙のリズムが息づいています。

静けさの中に世界を観ること。
それは、癒しの到達点ではなく、
愛の流れが再び動き出す“生命の出発点”です。

無為にして、天地とともに息づく。
それが氣功の道。
世界はあなたを通して、今日も創造されている。

 


 

学びのご案内

この「氣功という道」を、
日常の中で実践し、
“本当の自分”として生きる力を育てていきませんか。

三和氣功の 本当の自分を生きる氣功プログラム では、
静けさ・呼吸・観照を通じて、
氣を「理解する」から「生きる」へと導きます。

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自然のリズムに還り、
愛と共に生きること。
それが、氣功の本当の始まりです。

 

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