陰陽バランシングヒーリングとは?
本来の自然の氣の流れを活性化し、自分の中心から「気」を発することが出来るように心と身体を整えるための氣功ワークであり、「調和」することでその人の持つ本当の力を引き出し、その人本来の流れへと還すことを目的とした三和氣功オリジナルの気功ヒーリングセラピーです。
- 揉む、圧すなどの物理的な刺激を全く必要とせず、全身を深いレベルで調整できます。
- ほとんど触れることなく、痛みや歪みが調整されます。
- 情報空間への働きかけにより潜在意識レベルの解放や書き換えがおこります。
- 施術する側がクライアントに働きかける意図の抽象度を高めることで、相手の持つ氣が発動することを促し、自然治癒力や創造性を引き出します。
- 物理的な働きかけではなく情報への働きかけなので、情報的な歪みやねじれが解消されていくことにより過去のトラウマや家系的な因縁、前世からの因縁から起きる身体的精神的な不調が解放されます。
- その結果、その人が本来持つ能力や魅力が引きだされ、本当に望んでいることや使命に自然に人生を使うことが出来るようになります。
- 施術する側の情報空間にも変容が起きます。
- 施術する側も癒され元気になります。
陰陽バランシングヒーリングは、気を流したり送ったりするような従来のヒーリングとは違う、新しいヒーリングです。
陰陽バランシングヒーリングの特徴
①調和を得ることが唯一の目的
陰陽バランシングヒーリングの目的は「調和」の感覚を作り出すことです。セルフワークであっても、他者へのヒーリングであっても、そこに「調和」を得ることによって施術効果が得られます。よって、陰陽バランシングヒーリングの効果を上げるために必要なことは「調和」について理解し、その感覚を洗練することです。
②書き換える必要がない
陰陽バランシングヒーリングは「調和」を起こすことが唯一のタスクであるため、情報を書き換える、潜在意識を書き換えるという意図や働きかけを必要としません。
③問題があるという前提をもたない
書き換える必要がないということは、書き換えるべき問題があるという前提を持たないということです。
陰陽バランシングヒーリングにおいては、どのような状況、状態も問題とはみなしません。
苦しい状況や辛い状態は、その人が本当の自由や幸せを得るための「プロセスの過程」において必要があってそこに現れていると考えます。
問題があるという前提で施術に臨むと問題はなくならず、クライアントの「今問題があるために幸せは手に入らない」という臨場感を強めてしまいます。
陰陽バランシングヒーリングは、健康上の問題や病気、精神的心理的な悩みがあってもそれをどうにか解決しよう、さもなければ問題は永遠になくならない…というマインドから自由になるためのセラピーであり、術者も「そこに問題がある」という認識を手放してヒーリングに臨む必要があります。
問題があるという前提を持たずに施術に臨むからこそ、身体が自ら良くなろうとする力が働きやすくなり、解放されるべきエネルギーが解放されていきます。
④本来の力を引き出す
調和させることによって、結果的に潜在意識が書き換わり問題が解決することがあります。それは、調和を得ることでその人の持つ本来の力が引き出されたり、その人が本当に望んでいることに自然に気づくようになることでもたらされます。
⑤創造性を活性化する
調和させることによって、マインドによりゆがめられ制限されていた自己認識や自己評価が自然に解放され、隠れていた才能が開いたり思ってもみないチャンスやヒントが舞い込んできたりします。また、生きることが楽しく喜びに変わっていきます。
⑥施術する側、施術を受ける側双方が調和し、癒される
情報空間の書き換えは、ヒーリングする側とそれを受け取るクライアントとの間で潜在意識レベルでのバトルが起きます。ヒーリングする側の力が弱いとクライアントの状態に逆に影響を受けてしまうので、ヒーリングが成立しなかったり、ヒーラーが痛手を被ることもあります。
陰陽バランシングヒーリングでは、書き換えるという意図を持たずにヒーリングを行うので、邪気をもらう、気を奪われるなど、ネガティブに書き換えられるというリスクはなく、また調和を起こすことが目的であるため、クライアントもヒーラーもともに調和した意識へと入っていくことが出来ます。
⑦観察と受容
陰陽バランシングヒーリングは、一般的なセッションやセラピーの目的である、意図的な改善のための働きかけを行いません。その代わりに、徹底的な「観察」と「受容」によってそこに起きることにまかせていきます。
そのような術者の態度が、クライアントにも「委ねる」ことを促し、自分たちが意識化できるよりもはるかに深いレベルでの変容が生まれるようになります。
これはつまり(無意識に限界を作ってしまう)自我の力を介入させないということです。自分の力を使わないことによって、自分を超えた力が働く余地を生み出します。
陰陽バランシングヒーリングの背景哲学
陰陽バランシングヒーリングの背景には、道(タオ)の哲学があります。
調和のためのセルフワークやヒーリングを通して「無為自然」へと向かっていくことが陰陽バランシングヒーリングの目的です。
無為自然とは?
無為自然とは、何もせずに自然にまかせることを指し、タオの教えの根幹をなす考え方です。
無為自然であることこそ創造性や創造の気の流れが最高に高まる状態です。
比較や対立によって生まれる葛藤や抵抗のない調和の状態こそ無為自然そのものです。
「無為自然」とは自分で何かを為そうとせず、ただ今ここに起きていることを一切の疑いもなく喜んで受け取ること。
それは究極の自己承認であり、無条件の自己愛です。
この観点からいえば、何もせず自然にまかせることこそ、究極の健康法であり、また幸せや豊かさを手にするための究極のゴール達成法だといえるでしょう。
調和とは?
調和とは、エネルギー的なバランスをとることであり、フラットになることやニュートラルになることを意味します。
また調和とは、陰と陽が統合されている状態です。陰陽が統合された状態とは、陰と陽が相互補完的に一つになっている状態のことです。
陰陽が統合することを「平陰陽」と表現することがありますが、これは凹凸したものが一つに収まることで平らになること、安定することを指します。
陰陽論から見た「調和」
陰と陽は真逆の性質(矛盾)を示す対になる概念です。
陰と陽はそれ単独で存在することはなく、不可分のものです。このことを「陰陽表裏一体」と言います。
「陰陽表裏一体」とはあらゆるものは自分との比較においてでしか認識できないこの世界の本質を示す重要な考え方です。
自分とは全く異なるもの同士の相互関係で成り立つこの世界は、本質的に矛盾を内在させていますが、同時に一つ一つが異なるあらゆるものの関係性こそがこの世界を生み出し動かす原動力となっています。
しかし、陰と陽はそれぞれが「気」の一つの性質や側面を示しているにすぎず、対立や矛盾は幻想にすぎず、陰陽は不可分であり、すべてのものは本来は一つであることを理解すること、そこにある現象が過不足なく一つに和していることを認識することで統合され調和が生まれます。
「調和」と根源の虚空
気の哲学においてはこの世界はすべて「気」によって成り立っていると考えられています。
そしてこの世界を生み出す気の根源を「虚空」としてそのシンボルを「円」で示しています。
万物が気によって成り立つこの世界のあらゆる物事を創造する根源は、この虚空のフィールドです。
「虚空」とはすべてがあってすべてがない、つまり有か無かという物理的な概念を超えた「空」であり、「0」(ゼロ)のことです。
それは時空を超えた無限で尽きることのない「氣」の根源で、ここから陰と陽の気が分離することによってはじめてこの世界の創造が始まりました。
分離していること、分かれることこそ、この世界の存在の基盤なのです。
そして陰陽の気が関わりあうことによって森羅万象の創造と破壊が繰り広げられていきます。
この世界のあらゆる物事は、陰と陽の関係の中に成り立ち、変化し続けています。
あらゆる物事を動かす気の流れは常に「虚空」から生じており、それに逆らわず、うまく活用することが出来ればこの世のあらゆることは変化し発展し続けるというのが、気功をはじめ鍼灸や漢方、風水などのあらゆる「気」のメソッドの根底にある考え方です。
その気の流れを活かすためには「調和」が必要です。
物事が上手くいかない、幸せに生きることが出来ない、健康を損ねてしまうことの共通した原因は、「虚空」から生じる気の流れが何らかの原因で滞ったり、そこと切り離されてしまうことです。
陰陽バランシングヒーリングの目的はすべては一つであるという調和の状態に還すこと
この世界の中から世界を観ると陰陽の対立と矛盾に満ちているように見えますが、あらゆるものは根源の虚空から生じているのであり、この世界のすべてのものは「気」が様々な形をとって表れているにすぎません。
つまり、根源の虚空から見ればすべては一つであり、過不足なく調和しているのです。
調和こそ、この世界の本当の在り方であり、人の自然な在り方なのです。
陰陽バランシングヒーリングは、すべては一つであるという調和の状態に還ることによって、本来の創造の流れと再びつながること、それを思い出すことを促します。
言い換えれば、その人があるべき道に戻るということでもあり、本当の自分を生きるということもできます。
創造の気の流れに委ねる
先にも述べたように、陰陽バランシングヒーリングの最大の特徴は施術者の意図によって結果を出そうとしないところです。
このヒーリングにおいて、術者が意図するところは陰陽を一つにすること、調和だけです。
例えば病変を消そう、悩みを解消しようなどといった意図を一切必要としません。
むしろ、そのような強い意図を持つことは、問題へエネルギーを注ぐことにつながります。
そもそもこの世界には問題がない、すべてが調和しているという前提を持つことがこのヒーリングのポイントなのです。
問題があるというのは錯覚で、そのために何かをしなければならないと考えるのは勘違いです。
例えば自分の好きなことがわからない、何をしていいのかわからない、ゴールがわからない、生きる目的がわからない、また何をやってもうまくいかない、改善していかない… などという悩みは、単に調和を欠いているから生まれてくるものです。
人は誰しも、本来自分の「道」を知っており、本当はどうしたいか、本当はどうすればよいのかを心の奥深くで理解しています。
ですから、調和を得ることによって、根源から生まれてくる創造の気の流れと一つになり、そこに身を委ねてしまうことで自ずとすべては上手くいくようになるのです。
ヒーリングを行う側、受ける側双方にプラスの影響を及ぼします
継続してヒーリングを行うことによりたとえばこんな効果が期待できます。
- 自律神経やホルモンバランスが整い、自然治癒力が高まる
- 代謝アップ
- 体質改善
- 創造力が高まる
- 身体的なバランスが整う(骨格矯正)
- ネガティブな感情の解放
- ネガティブな信念や思い込みの解放
- 感情、思考、身体のポジティブな変化
- 感情のコントロールが容易になる
- 思考力が上がる
- 本当の自分(自己の本質)とつながる
- ヒーリング能力活性化 など
陰陽バランシングヒーリングセラピスト養成講座
陰陽バランシングヒーリングを習得するための講座です。
陰陽バランシングヒーリングを使ったセラピーが出来るようになります。また、陰陽バランシングヒーリングをご自分のセラピーに取り入れることによって、セラピーの質や効果を相乗的に高めることが出来ます。
初めての方は気の感覚(共感覚)が身につきますし、すでに気功を習得されている方は気の感覚がさらに洗練されます。
講座内容一例
- 陰陽バランシングヒーリングの基本的な考え方
- 陰陽バランシングヒーリングセルフワークの実践
- 「調和」についての理解を深める
- 身体性を高めるワーク
- 踵からの働きかけ:足、膝、股関節、仙腸関節、仙骨など
- 頭部への働きかけ:脳、目、顎関節、頭蓋骨、蝶形骨など
- 脳脊髄液
- 横隔膜
- 霊台穴(ハートの力の活性化)、神闕、百会、会陰
- ヒーリングの手順
- 共感覚訓練
内臓を触る
身体を深度で認識する
氣の層の左右差を感じる
情報場の深度を意識に上げる など - 他者へのヒーリングの実践 など
(内容は一部修正や変更の可能性があります)
(施術イメージ)
よくある質問
Q 気功を知らなくてもできますか?
A はい。できます。
Q 気功について知っておいた方がいいですか?
A 氣功を習得済みの方が感覚的に理解しやすい可能性が高い、また実際の施術の効果が高まる可能性がある、気功について理解があることによって「調和」とは何かについてより深いレベルで理解しやすい、ということは言えると思いますがかなずしも気功を学ばないと出来ないということはありません。
Q 講座に参加すればすぐに出来るようになりますか?
A はい。半日~1日の講座でほとんどの方がマスターできて、使えるようになります。ただし、効果や質を高めるために実践を続け、理解を深めていくことが大事です。陰陽バランシングヒーリングセルフワークを実践することをおすすめします。
Q 陰陽バランシングヒーリングの施術でお金をいただいてもいいのですか?
A これをお仕事にしたいという場合には「認定証」を差し上げます。お気軽にご相談ください。
Q 自分のセッションやセラピーに取り入れてもいいのですか?
A もちろんです。
お申込みと開催について
場所:東京都内、または大阪市内
料金:69,000円 (条件によって割引あり)
持ち物:筆記用具、リラックスした服装、大きめのバスタオルまたはヨガマット
開催やお申込みについては専用のメルマガで随時お伝えしていますので陰陽バランシングヒーリングメルマガにご登録ください。
陰陽バランシングヒーリングセルフワークセミナーについて
陰陽バランシングヒーリングをセルフワークとして実践していくためのセミナーです。
自分自身が調和の意識を得やすくなり、楽になっていくことはもちろんですが、他者へのヒーリングの際の調和の感覚を深めるためにも役立ちます。
詳細お申し込みはこちら
陰陽バランシングヒーリングセッション
陰陽バランシングヒーリングを受けたいという方には、大阪市内にて承ることが出来ます。
定期的に受けることにより、身体と精神が健やかに保たれ、またゆっくりと、自然に問題が解決に向かっていきます。
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