気功ってなあに？

気功は中国で数千年以上も続いてきた気を高めるための心身鍛錬法です。単なるスポーツや運動とは違います。

では「気」ってなんでしょう。　気は誰しもが持っている目に見えない生命エネルギーで、身体を形づくり、生理機能を働かせるものです。また同時に感 情や思考という非物理的な領域のものも気だと考えられています。つまり、感情や思考、イメージといった私たちの心、精神機能も「情報」という形のパワーを 持っているのです。

ですからポジティブな言葉をつかい前向きな思考をしたり、感情を発散させるということは、気功の観点からいっても、心身の健康にとってとても有効なことなのです。

それはさておき、気功はそういう気の鍛練方法ですから、気功を実践することは心身ともに強くなれるということになります。また、気は誰もが持ってい るものですから、気功を行うのに向き不向きはありません。上手下手はあるかもしれませんが、スポーツではありませんので、下手でもいいのです。人と競うも のではなく、自分と向き合って行うもの、それが気功です。ですから自分なりに淡々と練習さえ続ければ、誰しもが上達し、心身の変化を体験できるのです。

気功を始めると最初は体のいろんなところが痛くなったり、手がしびれるような感覚が続いたり、汗を異様に書いたり、時には感情があふれ出してしまう こともありますが、すべて心身の様々なところで滞っていた気が発散されて解放されていく証拠です。体質が変化している過程です。気功で心も体も幸せになり ましょう。