気の正体

気功を学ばれる皆さんの多くが
そもそも「気」とは何なのだろうか… 
という疑問をお持ちになっています。
それは物理的に存在しているのか?という疑問です。

それを人の認知とは何かという視点からとらえれば、
気とは情報であるということになります。

情報とは、我々が認知し言語的に表現しうるすべて
というように言えると思います。

つまり、私たちの意思であり、感情であり、記憶であり、
遺伝情報であり、コンピューターのプログラミング言語であり、
概念であり、数式であり、イメージであり、そしてもちろんあらゆる物理でも
あります。

それは中医学の哲学的世界観とも非常にリンクしている解釈です。
中国の古い哲学では万物はすべて気で成り立っていると言うからです。
その世界では、自然や肉体をはじめ、あらゆる物質はもちろん、
概念、意思、感情、記憶など、あらゆる精神作用も気で成り立っているのです。

それでも多くの皆さんにとって釈然としない部分があります。

それは、気とは物理的には存在するのか。
存在するのであればどのようなものなのか?というところです。

実際に気功を実践し、
気というものに馴染んでくると、
いわゆる気感というものが、ありありと感じられるようになります。
あ、気って確かにあるんだなということが
疑いようもないものになります。

すると、これは一体何なのかという疑問が浮かんで来ます。

人の認知とはなにか、いわゆる認知科学的視点からみれば、
それは脳が「気」というものを認知することで実際に「気」を体験する
ということになります。
ところが、気の存在を全く信じない人にとっては、気は存在しないままなのです。
現実というものが、脳の認知によってつくられているというのが
認知科学的な考え方です。

では物理学的な解釈をしてみたらどうなのか。

物理学では、物質を構成する最小単位は
素粒子であることがわかっています。
それ以上分解することの出来ない最小単位という意味です。

この世界は物質であれ、エネルギーであれ、
すべて素粒子で出来ているというわけです。
であれば、「気」もやはり素粒子で出来ているはずですね。

(科学的には意識とは
素粒子の一種である光子であるとされていますので
仮に、気を意識であると解釈すれば、
気とは光子であるということになります)

では素粒子とは一体どんなものなのか。

その点が未だにはっきり解明されていない部分なのです。

素粒子は、物質でありながら非物質でもあるという事だけがわかっています。
人が観測しているときには収縮して粒子として発見されますが、
観測していないときには、「波」のような広がった状態なのです。

そしてこの「波」のような、
非物質的状態の時の素粒子のことについてが
よくわかっていない部分なのです。

なぜなら、研究しようと素粒子に意識を向けた瞬間に
素粒子は粒子の状態になってしまうからです。

波の状態の素粒子を観測することが誰にも出来ない。
そして、なぜそうなのかがわからない。

これが素粒子の特徴です。
いわゆる「観測問題」です。

一つだけわかっていることは、
素粒子が物質であるか、非物質であるかを決めるのは
人間の意識であるということ。
「意識」が素粒子の状態を確定しているということです。

つまり人の意識が向けられていればそれは物質化(存在)し、
意識が向けられていない状態では
非物質である(存在しない)ということです。

認知科学的な解釈にせよ、
量子物理学的な解釈にせよ、

「気」が存在することには
人の「意識」が深く関わっていることがわかります。
本当はもっと正確にいえば、「無意識」です。

「気」、そしてあらゆる物理現実が存在することは
我々の意識(無意識)なくしてはあり得ない
ということだけははっきりしているのです。

量子学では、素粒子は観測される(意識が向けられる)と物質化し、
観測していない(意識を向けていない)と非物質であることから、
これを物質の「非実在性」といっています。

つまり、観ていようが観ていまいが
物質は変わらずそこに存在し続けるという実在ではない ということです。

認知科学においても、
我々の脳は、自分にとって重要度の高いもの、
都合の良いものだけを認知していて、
現実とは個人個人で全く別物であり、
条件によってころころ変わりうるものであるとされています。

つまりこれも、我々が認知する現実というものが
絶対的実在ではないということを示唆しています。

「気」とは、
確かに存在はしていても実在はしていないものなのです。

そしてそれは、あらゆる物理現実においてもそうなのです。

最先端の現代科学が示すところは、
すべてが「在ると思えばあり無いと思えば無い」のです。

実感が全く湧かない話かもしれませんが、
実際に、人間の叡智の結晶である科学が指し示すところは、
この現実世界が、何か確固として揺らがない実在ではなく
ゆらゆらふわふわと空間に浮かぶ変幻する
夢幻世界であるということなのです。

そんな世界観で気功や気を取り扱ってみると、
気功の質は上がりますし、楽しいと思いますよ!

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