現状にとどまることも生命の大切な選択肢です。

自分らしく、自分のやりたいことをしながら
人生を楽しく豊かに生きるノウハウ みたいなものって
世の中に結構あふれているように思います。

でも、本当に自分が求めていることや
自分らしさって何ってことをちゃんと見極めて生きることって
世の中で思われているよりはもっとすごく楽ではないと私は思います。

自分の好きなことだけやって楽しく生きていきたい って言われると
自分自身の経験をふりかえっても、それってそんな簡単じゃない気がする…って
感じてしまいます。

自分の本当のwant toがどれくらいわかっているだろうか。
自分らしさや自分らしく生きるとは、自分にとってどういうことだろうか。
私たちはまずその質問を自分に投げかけてみる必要があると思います。

自分の好きなことだけやる、自分らしさを追求するって
ほとんどの人にとっては現状の自分を
180度くらい変えないといけないライフスタイルだと思います。

生き方を変える、ライフスタイルを変えるって、
実際、並大抵のことではないのです。
そんな軽々しいものではないし、綺麗事ではないし、
何度も何度も挫折して痛い思いをして絶望して
やっとゴール側に生きることの意味が少だけわかってくる…

そういう、痛みや絶望と切り離しては
本当の意味で目覚め、進化していくことなど体験しようもないはずなのです。
そうして始めて、
痛みや絶望を無条件に(無批判で)観ることが出来るようになっていきます。
避けるのでなくただただゴールのために必要なフェーズとして
体験するIQが育ってきます。

ゴール側に移動するとは定義上、
生きている環境が変わるということです。
生きている環境が変わるということは
生命維持が危険にさらされるということです。

環境が変わることは、生命現象にとってはリスクなのです。
は虫類などの変温動物にとっては気温が変わるだけで
簡単に死の危険にさらされます。

環境が変わることで、人間の心と身体は
かなりのリソースを消耗してしまうのです。
それは無意識レベルの反応で、避けられないことです。
自分の心から好きだと思えること、ゴール側へと
現状の外へ飛び出していくことは
そういう負担を自分に課すことだという覚悟が要ります。

こうした環境変化のリスクに対して無意識は必ず現状維持をするために
働きます。
生理的な側面での反応でいえば
暑ければ汗をかいたりして体温を一定の範囲に保とうとしますし、
体内が酸性に傾けばアルカリ性物質を増やしてpH値を一定に保とうとします。

人間の場合は情報空間にも生命場が広がっているので、心理的にも
そうした変化を嫌って現状に戻そうとする無意識の力が作用します。
これをクリエイティブアボイダンス(創造的回避)といいます。

変化に抵抗して無意識が創造的に現状へ引き戻そうとする働きです。
コンフォートゾーンの外へ出ていこうするとき、時として
かなりクリエイティブに無意識は現状維持をしようとします。

例えば、自分のwant toで何か新しいチャレンジをしようとしたら
急に家族の誰かが病気になって出来なくなるとか、
親しい人をドリームキラーにさせて
「そんなことしても幸せになれるとは限らないよ」などと言わせたり、
自分自身が病気になったり… 

年収300万くらいの人が宝くじで1億円を当てても
結局あぶく銭で終わってしまうのは、
その人にとってのコンフォートゾーンが年収300万だからです。
1億もあれば、その人のゴールの内のいくつかは実現できるであろうにもかかわらず
現状にとどまってしまうのは、
1億円を手にしていることが居心地が悪いと無意識が感じるからです。

生命とは、大前提として変化を嫌います。
変化はすなわち生命の危機だからです。
ですから人間が現状にとどまろうとするのはある種本能的な生存欲求です。

だから、変わらないといけないというわけではないのです。
変わらないこと、現状のまま生きていくことも一つの選択としてあって良いのです。
あなたのwant to次第、自由意志です。
現状の中で幸せだと思えることをできるだけ優先しながら生きることも出来ます。

現状を突き破って成長したり、進化したり、変わっていくことを
簡単なものとして考えるのはちょっと甘いかなと思います。
無意識レベルの抵抗が必ず起きるからです。
そしてそれはルンルン気分やワクワクドキドキだけで
スルー出来るようなものではないし、必ず心身ともに危機を伴います。(死にはしないけど)
そうしたある意味でリスクを味わう覚悟がなければ、
本当の意味での自分らしさや高いゴール、自分の使命のようなことに出会うことは
出来ないと思います。

いやたとえ死んでも、私は成長したいんだという欲求や衝動レベルの
ある種クレイジーな気持ちだけが本当にその人を現状の外へと連れ出せるのです。
なぜなら、現状維持と同時に「進化」もまた、誰の中にもある生存のために必要な
生命の本能だからです。

太古の昔、生命が海から陸へ進出したその力こそ、
生命が自ら現状を飛び出して全く新しい環境をつくり出すという進化の能力です。
でも、海から陸へと上がって結局環境の変化に対応できずに滅んでいった種も
沢山あるはずです。
それくらい現状の外へ生きる道を求めていくとは過酷なことなのです。
新しい可能性を求める、自ら新しい環境へと跳躍するということは
まさに命がけなのです。

現状維持も進化もどちらも、言ってみれば生命の必然的な欲求です。
どちらの欲求に従うか、それは本当にどちらでもいいのです。

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