お知らせ

憑依体質について

2019年3月9日

様々な内容のご相談をいただきますが、
その中でも結構多いのが、

憑依体質なんですけど、どうしたら良いのでしょうか

という主旨のものです。

気功やヒーリングにご興味をもたれる方は、どうしても
いわゆる憑依されやすい方が多い傾向にあるのだなとも感じます。

そして、このような人たちに限ってスピリチュアルな洗脳にどっぷり
つかりすぎているケースが多いのです。

憑依されやすいという傾向があるのは確かにそうだと思います。
憑依とは、いかにも胡散臭い言葉だと思いますが、
科学的な視点から捉えなおせば、
単純に、他者から非常に書き込まれやすい、洗脳されやすいということです。
日常的な表現で言えば、他人の影響を過度に受けやすい、
自我を乗っ取られやすいということですね。

なぜかと言えば、こういう方達は
情報空間に臨場感を感じるのが才能レベルで上手なのです。
ですから、変性意識にも入りやすいですし、
気を感じたり、見たりするのはもともと非常に得意という方が多いです。

でも、逆に言えば情報空間に臨場感を感じることが出来るからこそ、
他人の情動の影響を受けやすいし、普通の人より簡単に洗脳されてしまうのです。

質の悪いヒーラーや気功師、あるいはメディアなどから
スピリチュアル的情報をガッツリ書き込まれて
身も心もボロボロになって地に足がつかない状態で
訳がわからなくなってしまって苦しんでいらっしゃる人は
実際に沢山いらっしゃるのです。

ですから安易に伝授やヒーリングを受けたり、
適当な気功を学んだりするのは実は非常に危険なのです。

ではなぜ、いわゆる「憑依」を受けてしまうのか、
どうして自分を乗っ取られてしまうのかといえば、
シンプルに身体性とIQが足りないからです。

物理的肉体は「自分」というものの臨場感を最も強く生じさせます。
肉体があるので、私たちは自分が自分であるという臨場感を
良くも悪くも持つことが出来ます。
しかし、情報空間に臨場感を感じやすい傾向にある分、
憑依されやすい方というのは肉体の臨場感が普通よりも低いのです。

いわゆる、自分がない、自我が薄いみたいな感覚です。
自我が薄いので、他者から入れられた情報を自分と同一化しやすいのです。

ですから、身体性を上げていくことで
肉体の臨場感を上げていく必要があります。
地に足のつかない状態から、
一般的に言うグラウンディングやセンタリングの身体意識を磨いていくことが必要です。

気功の文脈で言えば、
下丹田とウナでガンガン身体を書き換えていかなければいけません。
どっしり感と安定感のような体感をつくっていくことが大事になります。
身体性が上がれば、自ずと大周天(情報身体)も大きくなるので、
他人の影響を受けにくくなります。

合わせて、知識を学ぶことでどんどん洗脳が解けていきます。

こうして身体とIQが上がってくると、憑依体質はその質を徐々に変えていきます。
他者への共感能力と情報の書きかえ能力として、洗練されていきます。
これらはヒーラーとして、とても有効な素質となります。

いわゆる「憑依体質」は情報空間に臨場感を感じやすいということです。
情報空間に臨場感を感じること自体は問題ではなく、
情報に乗っ取られること、乗っ取られていることに気づかないことが問題なのです。

そして、気に敏感であることや気が見えるといった能力を、「特殊な能力」として
幼稚な自己満足感であつかうと、結局それ以上学んだり、向上することが出来ません。
驚くべきことに、気功をやりたいという人の中には、
この幼稚な優越感や自己満足感を得たいと思っているだけの方が結構いらっしゃるのです。

IQと身体性が無ければ、結局こうした能力も害にしかならないということを
三和気功では明言しておきます。

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