情動をどう扱うか

生命現象とは計算の連続です。
一瞬一瞬休むことなく私たちの脳や身体では計算が続いていて、
一時たりとも同じ状態で在ることはあり得ません。

例えば、私たちの身体の中で一瞬一瞬どれだけ膨大な化学反応が起き、
代謝活動が行われているか、
私たちは計り知ることが出来ません。
でも、私たちが正常な生理機能を発揮し、
今この瞬間、何の問題もなく生命が維持できているのは
確実に、生命現象という計算の結果なのです。

私たちの行動、認知は
すべてその絶え間ない
計算の結果のアウトプットとして
考えると良いでしょう。

生きているということは
常に、様々な情報の入力と出力の
計算の結果の変化の波の中にいる
ということです。

その計算の結果として、
情動が発火することも日常的に起こります。

ただ、日々セルフヒーリングをしながら
自分の内側と向かい合っていると、
どうしてもこの情動の波に苦戦を強いられることもあります。

嬉しい、楽しい、清々しい、誇らしい… 
といったプラスの情動は快感ですが、
イライラや落ち込み、怒りなどは、不快に感じますね。

そうしたものをわざと無視して、
やり過ごすことも私たちは可能ですが、
そればかりでは現状の外へ出ていくことがかないません。

でも、情動に振り回されてしまうと、
どんなに日頃からセルフヒーリングに取り組み、気功を実践していても
私たちは簡単に抽象度を下げ、その情動の波にのまれて
容易には這い上がってこれなくなることもあるのは確かです。

ですから、
その際、情動をどう取り扱えば良いのか、
情動とどのようにつきあえば良いのかということは
ゴールに向かってセルフヒーリングを続けていく上で、
ポイントにもなってきます。

先ず情動とは生理現象にかなり近いものである
ということを知っておくと良いです。

それを知っていても、
辛いときには辛いし、
落ち込んだりイライラしなくなるのかと言えば
そうではありませんが、
何事も知っているのと知らないのとでは全然違います。

情動や、セルフトーク(内省言語)というものは
ほぼ無意識の反応なので、
生理現象と同じようなものなのです。
これらも計算の結果アウトプットされるものに違いありません。

ですから、
落ち込んだりイライラしたり、
ネガティブなセルフトークが悪いのではなく、
本当にマズイのは、
そんな自分に気がつかないでいることです。

情動に振り回されている自分や
ネガティブな言葉を自分自身に向けて発してしまっている自分に
気づくことができないことの方がよっぽど問題なので、

この落ち込みをどうしたら良いのだろうと
思えているあなたは、その時点で先ず十分であると言えます。

汗をかいたり、くしゃみをして自分を責める人がいないように、
ネガティブセルフトークや
情動が出てきている自分を責めたり、問題だと思う必要はありません。
ネガティブな感情やセルフトークを否定したり、
気にしたりしなくても大丈夫です。

むしろ、マイナスの情動やセルフトークに気がついたら、
書き換えのチャンス!と思って
是非セルフヒーリングの材料にしていきましょう。

計算のアウトプットとして出てきた解である
情動やネガティブセルフトークに対して
さらに再計算を促していくようなイメージです。

ポイントは情動やネガティブセルフトークが出てきたとき
自分の身体のどこが一緒に反応しているか
先ず注目してみることです。

胸の辺り、肩、首、みぞおち、頭、おなか… 
どこかしらに緊張や重たさやモヤモヤした感覚などが
きっと見つかると思います。

そしたらそこに対して自由にヒーリングを仕掛けていきましょう。

シンプルにその部位を召喚して(取り出してきて)
気の球として練ってみるのも良いでしょう。
練っているうちに身体が緩んできたり、
呼吸が深くなってきたり、
変性意識に入っていくと思います。

そして、丁寧にフィードバックをとってみてください。

こうしたことを繰り返していくと
インプットに対する単なるアウトプットとして
自分の情動やネガティブセルフトークを扱うことが
できるようになっていきます。

こうした情動やセルフトークはもちろん
あなたの行動や判断に至るまで、
それらは実はあなたそのものとは言えません。

それらはすべて計算の結果、出力されてきた情報であって、
入力される情報や計算のアルゴリズムが変わるたび、
そうしたものはいくらでも変化し続けます。

それなのに、それが「自分」という不変で確実な何かだと
私たちは錯覚して生きています
「自分」というものが不確定なブラックボックスであることが
見えていません。

でも、今この瞬間の自分の存在すべてが
無意識の計算の結果に生じているものだという感覚がつかめてくると
自分をかなり俯瞰して観ることができるようになっていきます。

ただその感覚はやはり身体で理解を深めていくものですから、
そのためには
理論を学び、セルフヒーリングをしてはフィードバックをとっていくという
実践の中でつかんでいくしかありません。

一般的には悪いもの、機能しないものとして扱われている
マイナスの情動やネガティブセルフトークですが、
別に悪いものではありません。
むしろチャンスだと捉えましょう。

まずは情動に振り回されている自分や
ネガティブセルフトークをしている自分に気づくこと。

そして、それが出来たらそこに対してセルフヒーリングをしていくこと。

ここからはじめていきましょう。

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